明石のサッカースクールで学ぶ夏の熱中症対策!
今年も早いもので夏が近づいてきましたね。年が明けたのがつい最近に思うのも歳をとった証拠でしょうか?毎年のように猛暑が続く夏ですが、ある観測データでは2000年と比べて3℃も日中の温度が上がっていました。そんな中スポーツをされている方やお子さんを持つ保護者の方は熱中症対策はどのようにされていますか?
昨年も熱中症により、部活動の帰宅途中に女子中学生が倒れて亡くなる事故やシニアサッカーの試合後に選手が倒れて亡くなる事故が複数発生しました。今年もすでにゴールデンウィークから熱中症警戒アラートが発令されている場所もあり、今夏も暑くなる予想が出ているので今のうちに対策をしていきましょう!
熱中症を予防するには
夏に限らず、日頃から運動前の体調管理は大事です。特に気温が高い中でのスポーツは身体への負担が大きいため、寝不足・疲労などには気を付ける必要があります。特にお子さんは体調管理が苦手なので保護者の方の管理が出来ているかで左右されます。夏場は普段よりも一層、体調管理に気を付けるとともに次から紹介する点も注意していきましょう!
少しずつ身体を暑さに慣らせよう
私が小学生だった20年前に比べ、気温が上がっている事やゲーム機器の進歩により外で遊ぶより涼しい部屋でゲームをしているお子さんが増えている傾向にあります。普段から涼しい環境に身体が慣れてしまうと急に暑い場所での練習や試合に身体がついて行けず熱中症や体調不良になりやすくなります。
梅雨明けや休み明けなどは特に熱中症の発生件数が多くなるので、今のうちから暑さに慣れるために普段より軽めの運動量から始め、1週間程度で少しずつ運動量を上げていく順化トレーニングが効果的です!
しかしながら、土日などの余暇を利用して活動を行っている方が順化トレーニングを行うのは難しいので、梅雨明けなど急に暑くなった場合には普段よりも運動量を落として、日常生活の中で身体を暑さに慣らしてから運動量を増やす工夫が必要になります。
高温での無理な運動は避けよう
発汗には汗が蒸発する際に体温を下げる役割がありますが、気温が高い中では皮膚表面からの放熱が上手くできず、体温が高くなる傾向にあります。また、多湿下では汗が蒸発しにくくなるため発汗作用が上手くできません。このようなことから、高温多湿という日本特有の夏は熱中症のリスクが高いと言えます。
高齢者・子供の場合は、身体の代謝機能が減退・未発達のため、発汗作用や放熱が上手く機能しないことがあります。さらに子供の場合は身長が低い分、地面からの輻射熱の影響をより多く受けてしまいます。
適切な水分・塩分を摂取しよう
夏場の発汗量は体格や運動量にも異なりますが、1時間あたり1〜2リットルに及ぶ事もあります。そのため、脱水症状を避けるには適切な水分補給が必要になります。
また、発汗した際には水分と共に塩分も体外に排出されます。特に汗の量が多い時に水分だけを摂取すると、体内の塩分濃度を保つために水分の吸収が妨げられる場合があります。
一般的なスポーツドリンクには塩分が含まれているので効果的ですが、苦手な場合は利尿作用があるカフェインを含まない麦茶などと共に塩分タブレットを食べましょう!
まとめ
最初に書いたように今年の夏も暑くなる予想です。毎年のように熱中症で倒れたり亡くなっている方がいますが、適切な予防と対策をして健康に楽しくスポーツをしていきましょう!
当スクールでは朝の段階で警戒アラートが発令している場合は、練習を中止し夜練習に切り替えています。今年も夏休み期間を目安に梅雨明けから平日の夜に練習を行う予定です。土曜日は他のチームに通っている方も気になる方は無料体験にお越しください!
お問い合わせ
ご質問やご意見、提案、サポートが必要な場合など、どんな内容でもお気軽にお知らせください。また、無料体験も行っております。サッカーを楽しんでいただくための絶好の機会です!チームの雰囲気や練習内容を実際にぜひご体験ください!