今回はサッカーに必要な４つの「速さ」について書いていきたいと思いますが、サッカーとは何かと聞かれた時に皆さんはどんなイメージを思い浮かびますか？以前のブログにも書いていますが、「足でボールを蹴る」スポーツというのが多いと思います。サッカー経験者ならよく聞いたことがある言葉で「ミスするスポーツ」や「頭が良くないと出来ないスポーツ」などがあります。練習や試合でミスをした選手に怒ったりする指導者や保護者を今までも多く見てきましたが、ミスをしない選手はこの世に存在しません。この後紹介する４つの「速さ」を身に付けてミスが少なく、頭の良い選手を目指せるように努力していきましょう！

「頭」の速さ

１つ目は「頭」の速さです。

• 言われたことを瞬時に理解する理解力
• 自他の状況を判断する判断力
• 相手や味方の位置を把握する認知力

こういった頭の速さは簡単に身につくものではなく、練習の中で常に考えながら疑問を抱くことが大事になります。「この練習はどういった意味があるのか」「この状況ならどういった動きが必要なのか」「ボールを持っていない時にどれだけ周りを見れているのか」など試合だけでなく練習から常に頭を働かせている必要があります。また、プロの試合を見ることも頭の速さを鍛えることができるので見るようにしましょう！

「身体」の速さ

２つ目は「身体」の速さです。

• スタートダッシュと言われる初速の速さ
• 徐々にスピードが増す加速力
• 相手の切り返しやフェイントについて行く瞬発力

こういった身体の速さは先天性の遺伝による筋肉の質によって決まってくるものもありますが、トレーニングによって鍛えることも出来ます。この中でも特に鍛えて効果が出やすいのが瞬発力です。サッカーにおける瞬発力はあらゆる場面・ポジションで必要になります。キーパーではボールストップ・ディフェンダーではシュートストップ・ミッドフィルダーやフォワードでは裏への抜け出しやシュートなど大事な場面で瞬発力が優れていると活躍すること間違いなしです！

瞬発力トレーニングで有名なものにラダートレーニングがあります。このトレーニングは比較的怪我に繋がるようなトレーニングではないので、小学生年代からでも始めることが出来ます。

「心」の速さ

３つ目は「心」の速さです。

• 自分より格上を相手にした時のメンタル
• 試合で負けてる時のメンタル
• PKを蹴る時のメンタル
• プレーが上手くいかない時のメンタル

こういった心の速さは身体の速さと違い、目に見えては分かりにくいものです。しかし、スポーツは個人・集団種目に関わらず心が弱いと勝てません。よく心（メンタル）は強弱で表すことが多いですが、心の速さとは一体何なのかと思いますよね？

心の速さとは「成長の速さ」です。小学生年代では心も身体もまだまだ未熟ですが、稀に成長が早い子供を見ることがあります。心の速さが鍛えられていると試合や練習に対しての真剣さや取り組み方が変わり、リーダーシップが取れるようになります。また、プレッシャーがかかる場面でも落ち着いてプレーすることが出来ます。心の速さを鍛えるにはサッカーをしている時だけでなく、普段の生活から家族の協力が必要になります。

「技術」の速さ

４つ目は「技術」の速さです。

• 的確な場所や相手への正確なパス
• 次の動作へ繋がるためのトラップ
• キーパーの逆をつくシュート
• 相手を欺くフェイント

こういった技術（テクニック）の速さは、特に小学生年代であるプレゴールデンエイジ〜ゴールデンエイジに身に付けやすいと言われています。５〜９歳の間に基礎となる動作を覚えると１０〜１２歳でスピーディーに高いレベルの技術が身につきやすくなります。なるべく早くボールに触れる機会を見つけ、慣れさせることが技術の速さを鍛える近道になります。

しかし、ここで大事なことは指導者を間違えないことです。未就学児や小学生低学年の時に遊びが多く、ボールを使った練習をしないチームもあります。同じ年数サッカーを習っていてもボールに触れた時間が変わるとこの年代ではあっという間に差が開いてしまいます。サッカーを始める際はこういう所も気にして決めてみましょう！

最後に

最後まで読んでくれた方は１段階成長するための知識が増えたと思います。

当スクールでは短時間集中型でサッカーを上達するためのノウハウを指導しています。技術の速さで書いたように未就学児や小学生低学年から多くボールに触れ、球蹴りからサッカーへ早く成長できるように楽しく練習しています。

ここまで読んで当スクールに興味を持った貴方にお得なイベントをお教えします！

１０〜１１月の期間限定で入会された方は通常よりお得な特典がありますので、気になる方はお知らせの秋の新規入会キャンペーンをご覧ください！