明石のジュニアサッカーで学ぶ、ボールを蹴る時のコツ!
今回のブログ内容はボールを蹴る時のコツです。実際に最近では戦術面や考え方などの項目を上げて書いてきましたが、先日の練習後に1人の親御さんが「なんで体の大きさ的には小さかったり、細い子でもあれだけ遠くに飛ばせるんでしょうか?」との声がありました。
確かに、ボールを蹴るということに関して身体の大きさや筋力が必須なのかと言えば、私はそうでは無いと思います。実際に筋力が飛ばす力や威力に繋がることはあり、鍛えることも実際に必要です。ですが私は身体の使い方が1番だと考えています。私自身も実際に鍛えて筋力があるという訳でもなく、どちらかと言うと細身でキック力があるようには見えないと思いますが、最低でも大人コートで、ゴールラインからハーフラインまでは飛ばすことができます。(約50m程度)では何故それほど蹴れたりするのかを今回考えていきたいと思います。
気になったところ
実際に先日の練習で疑問に持たれたので生徒の蹴り方を見て考えてみたのですが、疑問に思ったのが三ヶ所ほどありました。
1つ目が「軸足の位置」、2つ目が「身体の使い方」、3つ目が「当てる位置」です。
実際に動画や写真を撮って見ていたのですが、この3点が分かりやすく気になるなと思いました。
これらの3点について今回は自身の経験等から比較して考えたいと思います。
3つの説明と改善
では今から気になった3点をそれぞれ考えて行きたいと思います。
まず、1つ目に「軸足の位置」です。今回見ていた子は軸足の位置がボールよりも前で、蹴る時に蹴り足がしっかり振れておらず、威力がしっかりとボールに伝わっていないと思いました。軸足が前に出てしまえば、蹴り足を下ろしてきてミートの瞬間にボールと振れていた幅が狭くなり、その分伝わる力が少なくなってしまいます。テコの原理と同じで、振り幅をしっかり持たせる方がその分の力が伝わります。
2つ目に「身体の使い方」です。
これは先程のテコの原理と同様で足の振り幅の事も関係しますが、腕や上半身の使い方もあります。実際に見ていた子は蹴っている時に窮屈そうでした。腕が閉じていて蹴る瞬間が極端に言うと気をつけに近い状態です。そうなると上半身の力が伝わらずその分の力も逃げてしまいます。まず腕はバランスを取るために自然に広げ、キックする足と反対側の腕を広げることで、回転力をサポートしながらバランスを保つことでより力を伝えられます。さらに上半身は体重移動をスムーズにする役割を果たし、軸足(踏み込み足)に体重を乗せ、蹴る際に上半身も含めて前方に重心を移動させることも重要となります。
3つ目に「当てる位置」です。
当てる位置というのは自身の足の方で、インステップと言われるところですが、私自身のイメージでは足の甲の内側に少しでっぱった骨があり、そこに当てるイメージです。かなり足首やくるぶしに近いところにはなりますが私自身としてはそこに当てるのが1番力が伝わると感じています。
まとめ
これらのようにボールを蹴るためのポイントは沢山あり、まだまだ細かく考えれば出てきます。ですが私自身の蹴ることに関してはこの3点が基礎となると感じました。またいきなりインステップキックに移行するのではなく、インサイドキックがしっかりできるようになってから取り組むということも重要かなと思います。サッカーをする上でのキックの基礎としてインサイドキックからしっかりと練習して行くのがボールを強く蹴ることにも繋がると思います!
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