明石のサッカースクールでヘディングを上達させよう!
今回はこれまでに書いてきたサッカーに必要な動きやポジションごとの特性などにも関係してくるプレイの一つである「ヘディング」について書いていきたいと思います。これまでのブログでも何度かヘディングについて少し触れていましたが、蹴る動作が主なスポーツであるサッカーの中で練習を疎かにしがちなプレイでもあります。しかし、私はこの「ヘディング」にこそサッカーにしかない醍醐味が詰まっていると感じています!
このブログを読まれている方はサッカー少年少女を持つ親御さんだと思いますので、ヘディングがなかなか上達しないと悩まれてる方やヘディングについて良く分かっていない方はこの後に書くことをお子さんに指導してみてください👍
ヘディングが必要な場面とは?
サッカーの試合を見ているとポジションに関係なく、色々な場面でヘディングが使用されているところを見ると思います。「シュート」「ブロック」「パス」「クリア」「トラップ」など足で行えることは大体出来ます。しかし、ジュニア世代ではヘディングを使用する場面はほぼ限られており、シュートの為のヘディングがほとんどです💦
なぜ前述したように色々な用途がある中ジュニア世代ではシュート目的が多いのか皆さんはお分かりでしょうか?それは単純にヘディング=シュートと言うイメージが他のよりも強い事と他のプレイに比べて簡単だからです。しかし、これはジュニア世代に限った事であり上のカテゴリーに上がるにつれシュートは難しくなります。
ヘディングに大事なこと
皆さんはヘディングをするにあたり何が必要だと感じていますか?当てる場所やタイミング・恐怖心の克服など考えられると思いますが、ジュニア世代で特に大事なのは恐怖心の克服だと私は思っています。どうしても怖さから目を閉じてしまいうまく当てられなかったり、お辞儀するように頭のてっぺんに当てる子をよく見かけます。まずは恐怖心を無くししっかりボールの中心におでこが当てられるように練習が必要です。
練習方法
さてここからは実際に試合で使えるようになるための練習方法を簡単に書いていきたいと思います。
- いきなり誰かに投げてもらうと勢いが無くても顔に向かってボールが飛んでくるので怖さを感じて目を閉じてしまいます。まずは自分で軽く上に投げてボールをしっかり見ながらおでこに当てられるようにしましょう。
- 自分で投げたボールをしっかりおでこに当てて真っ直ぐに飛ばせるようになったら軽く短い距離で投げてもらいましょう。この時は下投げでふんわりしたボールが良いです。
- ゆっくりしたボールもしっかり相手の胸元に飛ばせるようになったらスローインで投げてもらい少しずつスピードを上げていきましょう。
この3つを段階を踏んで少しずつ出来るようになればある程度は試合で狙ったところにヘディングをすることが出来るようになると思います。しかしキックと同じでただ真っ直ぐに飛ばすだけでは上達したとは言えないので、勢いのあるボールをコントロールできるようになった後は首振りの練習も必要になりますが首振りは一気に難易度が上がるので中学生や高校生になっても苦手にしている子は多いです🤔
ヘディングの種類
キックの種類がインサイドやインステップ・アウトサイドキックなど種類があるようにヘディングにも種類があります。主なものにはジャンプヘッド・バックヘッド・ダイビングヘッドなどです。普通のヘディング動作に比べてこの3つは難易度が高くタイミングや度胸・首振りが必要不可欠です。いきなり真似してやっても上手くできないのでまずは地面に立ってる状態で真っ直ぐ飛ばせるように練習しましょう!
最後に
ネットを調べると低学年の内はヘディングを禁止している方が良いとされる記事を見かけることがあると思います。確かにいきなり硬いボールで練習するのは怪我や脳への負担を気にされると思いますので、最初はゴムボールなど柔らかいボールで当てる場所と真っ直ぐ飛ばす練習を行なってください。繰り返し練習を行うことで恐怖心も軽減していきますので硬いボールで練習した時に慣れるのが早くなります。
ヘディングをマスターして試合で活躍していきましょう!
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