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明石で学ぶ!サッカーでのフォワード(FW)とは

今回はサッカーにおける様々なポジションの中で私が14年間経験してきたフォワード(FW)の役割や動き方について書いていきたいと思います。得点を競うスポーツの中で花形と言われる点取り屋ですが、相手チームのゴールに一番近いポジションであるFWは特に点が取りやすいため、人気も高いです。

そんな人気のあるFWですが、FWに向いている性格やプレースタイルは皆さんご存知でしょうか?知らない方は続けてご覧ください!

フォワード(FW)の役割

サッカーの経験者や好きで見ている方はFWと言えば一番前のポジションでよくシュートを打っているという印象が多いと思います。簡単に言うとまさにその通りで、FWにとっての1番の役割は点を取って試合に勝たせることです。しかし、サッカーには攻撃と守備があるのでFWももちろん守備も行います。試合中に自陣のゴール前まで戻って守備をすることはほとんどありませんが、前線からプレスをかけてボールを取りに行ったり、相手のプレー位置をサイドに追い込んだりする事もFWの役割です。

フォワード(FW)の動き方

小学生年代では現在8人制が採用されているため、ほとんどのチームが1トップのフォーメーションがとられていると思います。11人制と8人制では多少動き方が変わりますが、基本的には同じだと考えてください。センターフォワードの動き方で大事なのは『溜め』『抜け出し』『プレス』です。この3つは他のポジションでも必要になりますが、特に点を取ることを重視しているFWにとっては必須になります。

溜め・抜け出し・プレス

『溜め』とは前線でボールをキープして味方の上がりを待つ・相手にボールを渡さないようにする・シュート体勢を整えるなどの役割を果たしています。溜めを行うにはある程度の体幹の強さやキープ時の身体の使い方がわかっている必要があります。小学生年代でこの『溜め』を行える選手はほとんど見られませんが、FWで出来る選手が1人いるだけでチームの勝率はグンと上がります。日本代表では大迫選手が得意です。

『抜け出し』とは相手の最終ライン(オフサイドライン)上で駆け引きし、相手のタイミングをずらして得点率を上げる方法です。これは自分自身だけでは成り立たず、パサーとの連携が必要になります。この『抜け出し』はタイミングが合わないとオフサイドになってしまい、得点チャンスが無くなります。『抜け出し』のやり方は相手の背後を取る・サイドに開いてから裏をとる・1度下がって相手を引きずり出してから抜け出すなどパターンは多いです。日本代表では古橋選手が得意です。

『プレス』とは前述にも書いたようにFWが行う守備で必須になります。前線から『プレス』をかける事によって、相手陣地でのプレー時間が増え、得点率を上げると共に失点率を下げる効果があります。しかし『プレス』のやり方が分かっていないとただ走り回るだけで体力を減らして終わってしまいます。私も最初の頃はやり方が分からず、後半にはバテバテになっていることが多かったです。この『プレス』に関しても味方の指示が必要な時があり、後ろのポジションであるディフェンダーが守りやすいように指示を出してくれればFWとしてはやりやすいです。基本的にはボールが中心に近いほど左右への展開がしやすい為、サイドに追い込むのが基本です。この時の声掛けとしては「中を切れ」と言います。日本代表では浅野選手が得意です。

フォワード(FW)に向いている性格とは

私がFWに向いている性格は良い意味での自己中心的だと感じています。いわゆるエゴイストと言われているものです。人気のサッカー漫画でもエゴイストと言う言葉が使われていますが、FWと言うポジションに限っては気が弱い・判断力がない・協調性といったものは要りません。どれだけ自分を中心に試合を展開するか・勝たせるか・シュートを打つかが大事です。少しくらいわがままなくらいがちょうど良いくらいです。日本代表では本田選手がこのタイプです。私も自分が点を決めて勝った時は心から喜びますが、他の選手が決めて勝った時は素直に喜べませんでした。FWは常にゴールを狙っているポジションなので気の強さはチーム1でなければなりません。今FWをしているあなたはここまでの気持ちはお持ちでしょうか?今一度自分にとってのFW像をイメージしてみましょう!

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