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第47話 子供のサッカーが続かない理由とは?スクールコーチが教えるやる気が出る法則!

今回は、こんな悩みを持つ親御さんに向けた内容です。

「うちの子、サッカー好きって言ってたのに、最近やる気がない…」
「せっかく始めたのに、もう辞めたいって言ってる…」

そんなあなたに、ぜひ読んでいただきたいのが今回のテーマ👇

✴子供がサッカーを【やめたくなる】3つの理由

① 楽しさよりも「上手くならなきゃ」が先にくる

少年サッカーでは、上達を求める声が強くなり、「楽しさ」よりも「上手くなること」が優先されがちです。試合で勝つために技術や戦術が重視され、子どもたちはプレッシャーを感じやすくなります。本来、サッカーは夢中になって楽しむ中で自然と成長するもの。まずは「楽しい」と思える環境づくりが、長く続ける力や本当の上達へとつながっていきます。

⛔プレッシャーが先に来ると、やる気はシュルシュルと抜けていきます。


② 比較されて自信をなくす

「〇〇くんはもっと上手だよ」
「〇〇ちゃんはレギュラーなのに」

⚠このような比較は、無意識に子供の自己肯定感を下げてしまいます

少年サッカーでは、周囲と比べられる機会が多く、子どもたちは「自分は下手だ」と感じやすくなります。コーチや保護者の何気ない言葉が、知らず知らずのうちに他者との比較を助長し、自信を失う原因になります。しかし、子どもたちにはそれぞれ成長のスピードがあり、比べるべきは「昨日の自分」。一人ひとりの努力や変化を認め、自己肯定感を育てることが、成長への大切な土台になります。
特に小学生のうちは、「自分なりにできた」が重要です。


③ 期待が大きすぎて苦しくなる

少年サッカーでは、周囲の期待が子どもに大きなプレッシャーとなることがあります。親や指導者の「もっとできるはず」「将来が楽しみだ」という言葉は励ましのつもりでも、子どもにとっては重荷になることも。期待に応えようと無理をし、自信を失ってしまうこともあります。大切なのは結果より過程を認め、子ども自身が楽しめる環境をつくることです。プレーの喜びを守るために、大人の関わり方が問われています。

「プロになってほしい!」という親の願い、
子供には【プレッシャー】になっているかもしれません。

💭やりたい気持ちはあるけど、「楽しい」が感じられないと長続きしません。

🔥子供のやる気を引き出す《4つの法則》

ここからは、スクールで実際にやっている“やる気が出る声かけ”や接し方をご紹介します!

💡法則①:「上手くいったこと」に注目する

✨「今日のドリブル、よかったね!」
✨「パスが通ったところ、見てたよ!」

少年サッカーでは、できなかったことよりも、できたことに目を向けることがやる気を引き出す鍵です。ミスや課題ばかりを指摘されると、子どもは自信を失いがちですが、「あのパスはよかったね」「最後まで走れたね」と良いプレーを認められると、自信と意欲が育ちます。成功体験の積み重ねが、「もっとやってみたい」という気持ちにつながります。小さな成長を見逃さず、ポジティブな声かけを意識しましょう。

✔こうした“できたこと”への声かけは、達成感を育てます。
✔失敗よりも【成功の瞬間】に目を向けることがカギ。


🎯法則②:「目的」を一緒に決める

少年サッカーで子どものやる気を引き出すには、目標や目的を大人が一方的に与えるのではなく、子どもと一緒に決めることが大切です。「どうなりたい?」「何を頑張りたい?」と問いかけることで、子どもは自分の意志でサッカーに向き合えるようになります。自分で決めた目標は達成したいという気持ちが強くなり、練習への意欲も高まります。主体性を育てる関わりが、長くサッカーを楽しむ力につながっていきます。「なんのためにやるのか」を、親子で話し合ってみましょう。

✅「友達と一緒にサッカーしたい」
✅「試合で1点決めたい」
✅「運動が得意になりたい」

目的が自分の中にあれば、やる気は【自家発電】されていきます。


🎈法則③:練習を“遊び”に変える

サッカーの基礎も、ゲーム感覚で!少年サッカーでは、単調な練習よりも、遊びの要素を取り入れたメニューが子どものやる気を引き出します。鬼ごっこやミニゲーム、得点を競うルールなどを取り入れることで、楽しみながら自然と技術や判断力が身につきます。「楽しい=もっとやりたい」という気持ちが継続の原動力になります。遊び心のある練習は、笑顔と集中力を引き出し、サッカーの魅力を感じさせる大切な工夫です。楽しく学ぶ環境づくりが上達への近道です。

🎲例:「鬼ごっこしながらドリブル」
🎲例:「リフティング何回できるか勝負」

🔄楽しみながら自然と上達するような環境づくりが大切です。


🧠法則④:「やらされてる」→「自分でやる」にシフト

少年サッカーで大切なのは、練習やプレーが「やらされている」ものから「自分でやる」ものに変わることです。指示通りに動くだけでは、自主性や考える力は育ちません「どうしたらもっと上手くなると思う?」と問いかけ、自分で考える機会を与えることで、主体的に取り組む姿勢が芽生えます。自分で決めて動く経験が、楽しさや達成感を深め、やる気を引き出します。自立を促す関わりが、長く成長を支える力になります。

✅「今日は何を練習したい?」
✅「どんなポジションやってみたい?」

❗選ばせることで、主体性が生まれます。
自主性は“継続”の最大のエネルギーになります。

💬コーチが伝えたい大事なこと

コーチとして最も伝えたいのは、「サッカーはただ上達するためのものではない」ということです。もちろん、うまくなることは大切ですが、それが目的のすべてではありません。仲間と協力すること、挑戦する楽しさ、失敗から学ぶこと、自分の限界に挑むこと、サッカーには人生につながる多くの学びがあります。「勝つため」「うまくなるため」だけに意識が向くと、子どもたちはプレッシャーや義務感に押されて、サッカー本来の楽しさを見失ってしまいます。まずは「サッカーが好き」「楽しい」と思える心を育むこと。その土台があってこそ、自然と上達につながり、長く続けたいという気持ちが育ちます。サッカーは人生を豊かにする手段であって、目的そのものではないのです。

✅仲間と笑う
✅身体を動かす
✅成功体験を積む

そんな【人生の一部】になるスポーツです。

だからこそ、続けるには「心のエネルギー」が必要。
そのエネルギーを育てるのは、大人の関わり方次第なのです。

🌈さいごに:サッカーが「好き」で終わらせないために

💡子供がサッカーを始めたのは、どんなきっかけだったでしょうか?
💡友達に誘われたから?ボールを蹴るのが楽しかったから?

「サッカーが好き」で終わってしまう子どもが多いのは、好きという気持ちを深める環境が足りないからかもしれません。好きなだけでは続けられない壁や挫折に直面したとき、自分で乗り越える力が必要になります。そのためには、好きな気持ちを「もっと上手くなりたい」「チームに貢献したい」という意欲に変えるサポートが欠かせません。大人が一方的に指導するのではなく、子ども自身が考え、選び、挑戦する機会を増やすことが大切です。成功も失敗も自分の経験として受け止める中で、「好き」が「夢」や「目標」へと成長していきます。サッカーを通じて主体性と情熱を育むことが、子どもが本当にサッカーと向き合い続ける力につながるのです。

✅まとめ:子供のやる気を支える魔法の法則

❓続かない理由 ✅やる気の出る法則
うまくなきゃダメ → 楽しくない 「できた!」に注目しよう
比較で自信喪失 目的を一緒に決めよう
プレッシャーで苦しくなる 練習を遊びにしよう
親にやらされてる 選択肢を渡そう

📢あなたのお子さんに合ったサポートを

すべての子どもに同じサポートが合うわけではありません。上達のスピード、性格、感じ方は一人ひとり違います。大切なのは、他の子と比べるのではなく、わが子の気持ちやペースに寄り添うこと。「頑張ってるね」「今日はどうだった?」と日々の声かけが、自信と安心を育てます。親の理解と共感が、子どもにとって最高の応援になります。焦らず、その子らしい成長を支えていきましょう。

スクールでは、「子供が主役」の環境づくりを大切にしています。
✨子供が「また行きたい!」と言う未来を、一緒につくりましょう。

新入生キャンペーン🎉

ここまで読んでいただきありがとうございます!

当スクールでは年に2回新入生キャンペーンを実施しています。今年第一弾のキャンペーンも残り2回となりました。サッカーを始めてみたい方はこのチャンスを逃さず、ぜひ一度無料体験にお越しください👍

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