第90話 【保存版】ジュニアサッカーの裏へ抜け出す技術を徹底解説|明石のスクール指導者が教える動き出し・駆け引き・得点力向上のコツ
はじめに
ジュニアサッカーでは「足が速い選手」や「ドリブルが上手い選手」が注目されがちですが、試合で本当に得点に絡める選手は“裏へ抜け出す技術”を持っています。
相手ディフェンスの背後へタイミング良く走り込める選手は、少ないタッチでもチャンスを作れます。
しかし、ジュニア年代では「ただ前に走るだけ」になっているケースが非常に多く、良いタイミングや駆け引き、味方との連携を理解できていない選手も少なくありません。
この記事では、明石でジュニア世代を指導するスクール指導者の視点から、裏へ抜け出す技術の基本、動き出しのコツ、試合で使える実践ポイントまで徹底解説します。
フォワードだけでなく、サイドや中盤の選手にも重要な内容なので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- ジュニアサッカーで「裏へ抜け出す技術」が重要な理由
- 裏へ抜ける前に必要な“観る力”とは
- 良いタイミングで動き出せる選手の特徴
- ディフェンスとの駆け引きが重要な理由
- 裏へ抜ける時の身体の向きと姿勢
- パスを引き出すためのコミュニケーション
- 裏抜けが成功しやすい場面を理解しよう
- 裏へ抜け出す技術を高める練習方法
- 試合で裏抜けが出来ない選手の共通点
- ジュニア年代から身につけたい“得点に関わる習慣”
- まとめ
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1. ジュニアサッカーで「裏へ抜け出す技術」が重要な理由
ジュニアサッカーでは、ボールを持った時の技術ばかりに注目されがちですが、実際の試合では“ボールを持っていない時の動き”が非常に重要です。
その中でも、相手ディフェンスの背後へ走り込む「裏抜け」は、得点チャンスを大きく増やすプレーの一つです。
裏へ抜け出せる選手は、相手守備陣を下げることが出来るため、チーム全体の攻撃スペースも広がります。
さらに、相手ディフェンダーは常に背後を警戒する必要があるため、プレッシャーを与え続けることにも繋がります。
特にジュニア年代では、ボール保持者ばかり見てしまう守備選手も多いため、タイミング良く走るだけで決定機になるケースが多くあります。
つまり、裏へ抜け出す技術は「得点力向上」と「攻撃の幅を広げる」両方に直結する重要な武器なのです。
2. 裏へ抜ける前に必要な“観る力”とは
裏へ抜け出す技術で最も重要なのは、“走ること”ではなく“観ること”です。
周囲の状況を確認せずに走ってしまうと、オフサイドになったり、パスが出ないタイミングで無駄走りになったりします。
優秀な選手は、動き出す前に次の3つを確認しています。
- 味方ボール保持者の状態
- 相手ディフェンスラインの位置
- 空いているスペース
特に重要なのが「味方が前を向いているか」です。
味方が後ろ向きなのに裏へ走っても、良いパスは出ません。
また、首を振って相手の立ち位置を確認することで、「どこに走れば通りやすいか」を判断できるようになります。
ジュニア年代では、この“観る習慣”が不足している選手が非常に多いため、まずは動き出す前に周囲を確認する癖を身につけることが大切です。
3. 良いタイミングで動き出せる選手の特徴
裏抜けは、速く走れば成功するわけではありません。
大切なのは「いつ動くか」です。
良いタイミングで動き出せる選手は、味方のプレーをよく観ています。
例えば、パサーがボールを蹴る直前に動き出すことで、相手ディフェンダーより一歩先に背後へ入ることが出来ます。
逆に、早く走りすぎるとオフサイドになり、遅すぎると相手に対応されます。
また、上手い選手ほど“止まった状態”から急に動きます。
ずっと走り続けていると相手に読まれやすくなるため、一度スピードを落としてから急加速する駆け引きが重要です。
ジュニア年代では、「走り続ける選手」よりも「タイミングを見て動ける選手」の方が試合で活躍します。
4. ディフェンスとの駆け引きが重要な理由
裏へ抜け出す技術は、単純なスピード勝負ではありません。
実際には、相手ディフェンダーとの駆け引きが非常に重要です。
例えば、相手の前に立ってから背後へ動くことで、一瞬視界から消えることがあります。
これによってディフェンダーの反応を遅らせることが出来ます。
また、わざと足元でもらう動きを見せてから裏へ走るフェイントも効果的です。
守備側は「どちらに動くか」を常に予測しているため、逆を取ることで大きなチャンスになります。
ジュニア年代では、ただ真っ直ぐ走るだけの選手が多いですが、本当に怖い選手は“相手を動かしてから”裏を狙っています。
駆け引きを理解すると、足が速くなくても裏へ抜け出せるようになります。
5. 裏へ抜ける時の身体の向きと姿勢
裏抜けを成功させるためには、身体の向きも重要です。
身体が開きすぎていると、スタートが遅れたり、相手に動きを読まれたりします。
理想は「半身」の状態です。
半身になることで、前にも後ろにも素早く動けるため、相手の反応を見ながらプレーできます。
また、膝を軽く曲げて重心を低くすると、初速が速くなります。
トップスピードよりも“最初の一歩”の方が重要な場面が多いため、姿勢作りは非常に大切です。
さらに、走る前に細かいステップを入れることで、急な方向転換もしやすくなります。
ジュニア年代では技術ばかり練習しがちですが、身体の使い方を改善するだけでも裏抜け成功率は大きく変わります。
6. パスを引き出すためのコミュニケーション
裏へ抜けても、味方からパスが来なければ意味がありません。
そのため、味方と意図を共有するコミュニケーションが重要になります。
例えば、「今出して!」という声掛けや、手を使った合図は非常に効果的です。
また、アイコンタクトだけでもタイミングが合うケースがあります。
特にジュニア年代では、パサーが周囲を見れていないことも多いため、自分から要求することが大切です。
さらに、練習中から味方との関係性を作っておくことで、「このタイミングで走れば出してくれる」という信頼感も生まれます。
裏抜けは個人技ではなく、味方との連携プレーです。
だからこそ、コミュニケーション能力も重要な技術の一つなのです。
7. 裏抜けが成功しやすい場面を理解しよう
裏抜けには“狙いやすい場面”があります。
それを理解している選手は、効率良くチャンスを作れます。
代表的なのは次の場面です。
- 味方が前を向いた瞬間
- 相手ディフェンスラインが高い時
- カウンター攻撃時
- サイドでボールを持った時
特にカウンターでは、相手守備陣が整っていないため、大きなチャンスになります。
また、サイドにボールがある時は、中央の守備選手の視線がズレやすく、背後が空きやすくなります。
試合中に「今が狙い目だ」と判断できる選手は、プレーの質が一段階上がります。
そのためには、試合経験を積みながら状況判断力を鍛えることが大切です。
8. 裏へ抜け出す技術を高める練習方法
裏抜けを上達させるには、実戦に近い練習が必要です。
おすすめなのは「2対1+ゴール」の練習です。
パサーとランナーで連携しながら、ディフェンダーの背後を狙います。
この時に重要なのは、
- 動き出すタイミング
- オフサイドラインの確認
- パスを受ける角度
を意識することです。
また、「止まる→加速する」の動きを反復すると、試合でも急な動き出しが出来るようになります。
さらに、プロ選手の試合映像を見ることも非常に効果的です。
どのタイミングで走っているのかを観察すると、実戦感覚が養われます。
ジュニア年代では、ただ走るだけではなく“考えながら動く練習”が重要です。
9. 試合で裏抜けが出来ない選手の共通点
試合で裏抜けが出来ない選手には、いくつか共通点があります。
まず多いのが、「ボールばかり見ている」ことです。
周囲を確認していないため、スペースを見つけられません。
次に、「動き出しが単調」な選手です。
毎回同じタイミング、同じ方向へ走るため、相手に読まれてしまいます。
さらに、「失敗を恐れている」ケースもあります。
裏へ走ってパスが来なかった経験から、動く回数自体が減ってしまう選手もいます。
しかし、裏抜けは何度もチャレンジすることで成功率が上がります。
トップ選手でも全て成功するわけではありません。
大切なのは、失敗を恐れずに積極的に狙い続けることです。
10. ジュニア年代から身につけたい“得点に関わる習慣”
得点に絡める選手は、特別な才能だけでプレーしているわけではありません。
日頃から良い習慣を積み重ねています。
例えば、
- 常に周囲を見る
- 味方とコミュニケーションを取る
- ゴールを意識してプレーする
- 空いたスペースを探す
といった習慣です。
これらを継続すると、自然と裏へ抜け出す感覚も身についてきます。
また、試合後に「なぜ成功したのか」「なぜ失敗したのか」を振り返ることで、判断力も向上します。
ジュニア年代は、技術だけでなく“サッカー理解”を深める時期でもあります。
裏抜けを学ぶことは、将来的な得点力アップにも大きく繋がるでしょう。
11. まとめ
ジュニアサッカーにおける“裏へ抜け出す技術”は、得点チャンスを増やす非常に重要な武器です。
ただ速く走るだけではなく、
- 周囲を見る力
- タイミング
- 駆け引き
- コミュニケーション
など、多くの要素が組み合わさっています。
ジュニア年代から正しい考え方を身につけることで、試合で活躍できる選手へと成長していきます。
ぜひ日々の練習や試合の中で、“考えながら動く”ことを意識してみてください。
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